7/06/2011

いつも節電節水では困る

 節電の夏、電力需要のピーク時に節電が必要となっている。平日ピークの昼~夕方に節電をすればよいのであって、その他の時間帯はある程度は自由に使ってよい。それを毎日毎時節約されたら、東電の収入が減ってしまい、ピーク時に備えた発電能力増強投資もできなくなってしまうかもしれない。
 似たようなことで、節水がある。日頃から節水をされると、水道局の収入が減ってしまう。降雨が少なくなる渇水時に備え、ダムなどの貯留施設を建設しなければならないが、その投資資金にも欠乏してしまうことになる。ダムを造ったとしても渇水はある程度は起こる。そのときこそ節水してもらわなければならない。
 貯めることが出来ない電気、貯める限度がある水、それらのピーク需要を抑えるという意味での節電節水を理解しない人がいる。

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