6/26/2011

防護服で死ぬリスクのほうが大きい

 読売新聞6/26によると「政府の原子力災害現地対策本部は24日夜、東京電力福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域内に一時帰宅する際、防護服の着用は不要とすると発表した。暑さ対策が理由で、長袖・長ズボン着用を条件にする。頭にかぶるキャップ、マスク、手袋、靴を覆うカバーは従来通り着用してもらう。希望者には防護服を用意する。同本部の広報担当は「これまでの一時帰宅で基準値を超える汚染はなく、原子力安全委員会などの専門家も問題ないと判断した」としている。同本部によると、24日までに約7000人が一時帰宅を終えたが、約50人が体調不良を訴え、その約半数が熱中症だったとみられる。同日には楢葉町の60歳代男性が熱中症で救急車で病院に搬送された。これまでも防護服をつなぎ型から上下別々のものに変更したり、防護服の下は半袖・半ズボンを認めたりするなどの対策を取ってきているが、今後さらに暑さが厳しさを増すことから、対応を変更することにした」
 文痴は5/19に防護服で一時帰宅はおおげさで有害と書いた。このように容易に想定できることを暑い夏が来てやっとわかるとは対策本部はどのような頭脳になっているのだろうか?

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