6/06/2011

大連立では「国会機能停止」

 民自(公)の大連立を期限付きで新首相の元で進めようという動きになっている。理由の一つは大震災後の復旧復興の審議が進まず、国会機能停止になっているというものだ。
 違うだろう。政府が提案した復興関係の法案を修正などを含め審議するのが国会の役割であって、大連立内閣だったら、政府案をそのまま通してしまうことになる。これこそ「国会機能停止」の典型だ。戦前の大政翼賛会と同じだ。
 菅内閣ではねじれ国会下で参議院でも賛成の得られるような法案内容に修正する努力をしていないのだろう。国会が機能していないのではなく、法案を提出する内閣が機能していなかった。だから、近いうちに総辞職ということになる。

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