6/15/2011

放射線過敏列島、11μSvまで大丈夫

 人間が一年間に浴びて大丈夫な放射線量は100ミリSvまでと科学的には言われている(放射線作業者ではその2.5倍の250mSvまで許されている)。これはマイクロシーベルトにすると10万μSvとなる。一年間は365日*24時間=8,760時間だから、一時間あたりは100,000/8,760=11μSvの値となる。(福島市や郡山市でもその1/10程度)
 人がこのような放射線強度の高い場所、たとえば土の上で24時間毎日過ごして、100mSvの制限値にやっと達するのである。土の上に直にいるのはホームレスだけだ。
 下水の処理後に分離される汚泥のなかの放射性物質濃度が極端に高くなって、その処分に困っているという。逆に言えば、市街地の放射性物質が降雨などにより下水管に流入して、処理によって濃縮されるからこうなるのであって、市街地は徐々にではあるが放射性物質がなくなって来つつあるのだ。これを除染(放射性物質を除却)というのではないか、自然作用とは言え。
 心配することはない。放射能になぜか過敏な日本人を嘆く。

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