8/18/2010

九月代表選後は解散総選挙を

 民主党政権では、鳩山前首相が行き詰まり辞任し、菅新首相が臨んだ参議院選挙は敗北した。昨年の民主党政権発足時からのこの間、政権政策はマニフェストなども随分変更されて、すっかり初心がなくなってしまった。常識的に考えれば、ここで解散総選挙すべき時だろう。九月に新代表が誰になっても、その首班が衆議院を解散すべきだ。選挙に訴え、国民に改めて聴くべき政策の選択肢は盛りだくさんだ。
 昨年までに野党・民主党が自公政権を攻めた、「直近の民意を尊重」「(選挙なしの)政権のたらい回しは許されない」と同じ理屈で自らを律すべきだ。
 野党・自民党は両院承認人事で昨年までの民主党のような「いやがらせ」はしないと言っている。与野党ともに過去の反省のもとに行動すれば政治はより良くなる。
 なお、蓮舫大臣が首相が替われば解散が筋と主張しているとのニュースは、だから、解散がいやな民主党員に向け、首相を替えることはするな、という趣旨だ。菅首相は総選挙を回避するためにだけ続投を支持される、という異様な事態になった。

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