8/04/2010

年金受給資格に直結する住民登録

 100歳以上の高齢者が実は死亡していたのにその事実が把握されずに年金等の支払いが続いていたケースが続出している。孤独死をその原因とする論調があるが、これは遺族による詐欺のケースが多いはずだ。年金を受給し続けるには、住所等の現況届が定期的に必要だ。死者はそれを書けないから、その郵便物を受け取ることができる家族が虚偽の届けをしているに違いない。
 もちろんだが、肉親の死亡に際し、葬式を出さずに、死亡届も出さないのは、孤独死だからに違いないが、そのあと、死亡の事実を年金を受給しながら隠すのは、隠すことにより経済的利益を得る家族の出来心による犯罪になったのだろう。
 死亡届を出さないのは大罪にはならないようだが、年金を支給する側としてはこれをきちんとしないと犯罪を助長することになってしまう、という意識が必要だ。

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