1/29/2010

平野発言に激高は「朝三暮四」の猿と同じ

 名護市長選で同市辺野古への基地移転反対派が勝ったあとの平野官房長官のコメントにその反対派が激高している。平野氏のコメントは要するに、法律事項(例えば公有水面埋立)は法律に従って(県知事の認可)実施するのであって、市長をはじめとする地元の意向に必ずしも「縛られるものではない」、「尊重する」ことはあるが、ということだろう。法律をよく読めばそういうことだ。「尊重する」を後回しにしたから激高しているのだろう。これは鳩山首相が間違えた「朝三暮四」のたぐいだ。暮四のほうに「尊重する」が回されても同じだ、ということがわからない「猿」のようなものだ。
 平野長官は普天間基地移転ではおかしなことを言っているが、この点では同情する。

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