11/26/2008

選挙の結果に反抗(タイ、韓国、昔の日本)

 タイの社会が混乱している。民主的に選んだ政権のソムチャイ首相の退陣を要求するグループがスバンナブーム国際空港を閉鎖させるまでの実力行使にでている。首相官邸の占拠は長期間続いている。選挙の結果に従わない国民なのか?どうもわからない。
 韓国でも李明博大統領の政策にローソクデモで左派民衆が抵抗していた。前政権支持者の行動だろうが、これも選挙の結果に従わない行動だ。いまはどうなったのか?
 日本でも、60年安保改訂時に選挙で選ばれた自民党政権の岸内閣に対し、安保改訂反対デモが国会周辺を席捲した。岸首相はサイレントマジョリティの声は「賛成」だと主張した(選挙の結果の政府だからそうであろう)。
 デモ、実力行使で政治を動かすことは民主主義の社会ではあり得ない。選挙で動かすべきだし、選挙の結果には謙虚に従うべきだろう。

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