11/19/2008

石油価格は投機であがった

 ガソリン価格が下がっている。10月のピーク、180円/l以上からもとの120円台まで急激に下がった(ガソリン税ほかの税60円程度を引くと120→60だから半減)。やはり投機マネーが入り、撤退したからだ、と判断せざるを得ない。中印の高度成長に伴う石油製品需要増がベースにはある、と言われていた。だから、値が下がることはないと。しかし、不況が全世界的に消費を減じている。
 需給関係で値段は決まる。投機は一時的なものだ。
 それはそうと、不況のおかげで、二酸化炭素の排出も大幅減となっているはずだ。そのことを誰も言わない。やはり、誰も地球環境より生活が大事らしい。
 不況といっても、生活をするのに最低必要なものの消費はなくならない。そのベースにまで経済が縮小しただけだ。そのベースで生活するのに何の支障があろうか?ベース以上に活況だったのはバブルだったのだという考えもある。経済変動はバブル発生とバブル解消の繰り返しだ。

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