10/27/2008

金融緩和が金融バブルの原因

 世界全体で需要と供給があっていれば安定的な経済になる。需要が過剰な供給に対し少ないのに無理に供給量にあわせようとして貨幣供給を増やそうとしたのが、今日の混乱の元となった。過剰資金は思惑を外れ石油などの資源に向かい、価格高騰をもたらし、住宅市場ではサブプライムの借り手にまで貸しまくり、債務不履行の山を築きあげた。
 資金供給を増やすことにより景気をよくする方法(金融緩和)の出番ではなかった。需要が必要以上に少ないのなら、公的需要で一時的に穴埋めするしかない。いまは需要は適当量なのではないか?
 資金の出所は日本の超低金利からの円キャリー資金だ。

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