非正規労働者の不景気に伴う解雇の問題が議論となっている。派遣で自由に労働したいとする者は少ないようだ。大部分は、正社員になれなかったので、派遣されて非正社員となっている。でも、同一労働だったら、賃金など雇用条件、解雇の順番などは同一であるべきだ。そうならないのは、正社員の組合が仲間の利益を護っているだけではないか?
一方、同一労働同一賃金(労働条件)の原則を主張するなら、単純労働の社員は中国人の現地工場での賃金と同じく低くないとおかしい。そうでなければ、日本の企業に中国に対するなどの国際競争力が生まれない。労働スキルが労働価値(賃金水準)につながるという原則を確認したい。
12/15/2008
12/12/2008
石破大臣は真意を隠した(文藝春秋誌)
文藝春秋1月号の石破茂農水相(前防衛相)「田母神前空幕長を殉教者にするな」を読んだ。センター右の総合雑誌に自民党保守本流政治家が(このタイトルで)何を書くのかと不思議だった。読んでみたら、案の定、歴史観などの政治的なものは田母神氏とそう違いはない(と推測される)、というより、アリバイ的に同意しているのみで(細かい違いは当然あるのだろうが)詳述していない。
ただひとつ、注文をつけているのは、文民統制についての田母神氏の考えは間違っている、と述べているところだ。「文民統制は・・・従って、厳格なコントロールが行われなければならないのだ」(全8頁の4頁目)が間違いとする唯一の根拠箇所だ。たしかに政府高官たる空幕長が民間雑誌に政府見解(村山談話の引き継ぎ)と明らかに差異があるものを発表するのは異例だ。だが、文民統制に支障があるとまで言えることかどうか。厳格であってもコントロールされるべきことか。ただの意見表明だ。(文民統制の対象となる)実力行使あるいはその宣言でもない。
それよりも、村山談話を事なかれ的に放置してきた歴代自民党内閣の怠慢をとりあえず表だったものにしない、という政治家の文章と理解した。
ただひとつ、注文をつけているのは、文民統制についての田母神氏の考えは間違っている、と述べているところだ。「文民統制は・・・従って、厳格なコントロールが行われなければならないのだ」(全8頁の4頁目)が間違いとする唯一の根拠箇所だ。たしかに政府高官たる空幕長が民間雑誌に政府見解(村山談話の引き継ぎ)と明らかに差異があるものを発表するのは異例だ。だが、文民統制に支障があるとまで言えることかどうか。厳格であってもコントロールされるべきことか。ただの意見表明だ。(文民統制の対象となる)実力行使あるいはその宣言でもない。
それよりも、村山談話を事なかれ的に放置してきた歴代自民党内閣の怠慢をとりあえず表だったものにしない、という政治家の文章と理解した。
12/11/2008
尖閣諸島実効支配の証拠
領土争いがある場合、実効支配している国とそうでない国の間に平和的に問題を解決する(棚上げする)暗黙のルールがあるのではないか?
島根県竹島(韓国名独島)の場合は韓国が実効支配している。それにもかかわらず、漁業水域では暫定的に竹島の存在を無視して決めている(とは言っても、日本漁船は当該水域に実質的に入れない状態にある)。
尖閣諸島は日本が実効支配している、と各国が認めているはずだ。ところが、中国の海洋調査船がその領海内に無断で侵入し、中国領土と主張しているから今後も調査のための航行(侵犯)があり得る、と宣言した。竹島の場合、海上保安庁の巡視船が同じことをすれば、韓国の海軍が妨害するであろう。両島の場合で攻守が変わっても、日本国のやり方が変わるのはおかしいのではないか?
尖閣諸島領海への中国官船の侵犯は海保により実力排除しなければおかしい。中国台湾香港の民間船にはそうしたのだし。
島根県竹島(韓国名独島)の場合は韓国が実効支配している。それにもかかわらず、漁業水域では暫定的に竹島の存在を無視して決めている(とは言っても、日本漁船は当該水域に実質的に入れない状態にある)。
尖閣諸島は日本が実効支配している、と各国が認めているはずだ。ところが、中国の海洋調査船がその領海内に無断で侵入し、中国領土と主張しているから今後も調査のための航行(侵犯)があり得る、と宣言した。竹島の場合、海上保安庁の巡視船が同じことをすれば、韓国の海軍が妨害するであろう。両島の場合で攻守が変わっても、日本国のやり方が変わるのはおかしいのではないか?
尖閣諸島領海への中国官船の侵犯は海保により実力排除しなければおかしい。中国台湾香港の民間船にはそうしたのだし。
12/10/2008
各社がリストラしまた不況に
ソニーが16,000人の人員整理を発表した。トヨタほかの自動車会社もすでにその動きだ。これらの会社の経営者はこの大不況の行きつく先を見通す優秀な人たちなのだろう。でも、やり過ぎではないか?リストラはよいが、大胆に先取りしたやり方はよくない。リストラされた人々の購買力の減少が自社製品の販売減少に返ってくる。各社の経営によいが、経済全体によくない「合成の誤謬」となる。だから、リストラを小出しに様子を見ながらやるべきで、戦争で言う戦力の逐次投入の誤りとは全く逆だ。日本経団連の会長会社(キャノン)からして率先大リストラするのは、言行不一致だ。
12/09/2008
小沢一郎の脱党の勇気(新生党)
自民党の国会議員は与党・権力にいたいから自民党だ、という批判がある。細川・羽田内閣のとき一年近く野党となった。そのときの冷や飯の悲哀があるから、決して野党にはなるまい、というのが党としてまとまる理由らしい。主義主張は異なっても。
いまの自民党内では反麻生の動きが活発だ。渡辺喜美議員を代表的とする若手のグループはそれを公言している。ほかに小池百合子議員を先の総裁選に担いだ中川秀直議員のグループもある。十数年前の竹下派分裂のあおりで、小沢一郎氏ほかが宮沢首相・総裁の自民党から脱党したときのように、勇気を持って脱党したらよい。脱党の先には今回は必ず政界再編がある。解散総選挙の結果で再編するのと、脱党のあと選挙となるのと、どちらでもよいではないか?先に旗揚げする方が選挙民にとってはわかりやすい。
いまの自民党内では反麻生の動きが活発だ。渡辺喜美議員を代表的とする若手のグループはそれを公言している。ほかに小池百合子議員を先の総裁選に担いだ中川秀直議員のグループもある。十数年前の竹下派分裂のあおりで、小沢一郎氏ほかが宮沢首相・総裁の自民党から脱党したときのように、勇気を持って脱党したらよい。脱党の先には今回は必ず政界再編がある。解散総選挙の結果で再編するのと、脱党のあと選挙となるのと、どちらでもよいではないか?先に旗揚げする方が選挙民にとってはわかりやすい。
12/08/2008
電話世論調査の偏り(麻生内閣支持率下落)
麻生内閣の支持率が20%近くにまで低下した。各社の世論調査がほぼ同じ数字なので、いつもは指摘される設問等の違いが影響しているのではなく、真実なのだろう。
しかし、すべての調査に共通するのが、(固定)電話にアットランダムにかけ、調査に応じる相手のみの集計だという。若者は携帯文化だから、固定電話を持たない。とくに派遣労働者は求職に携帯が必須だから、固定はもてない。だから麻生さん支持のアキバ系が集計に入っていない可能性が高い。固定電話に出ることが多いのは主婦とか老人だろう。とくに老人は厚生労働省に怒っている。ときの政権に怒っているのであって、たまたま麻生さんだったのかもしれない。老人は長期的な医療制度の確立に関心がない(正確に言うと長期に利害関係を持てない)ので、その場しのぎの政策を要求するものだ。将来がある若い人はそうはいかないから、年齢階層別に分布した調査をやり直すべきだ。費用と手間がかかっても。電話のほうが随時、迅速に出来るから、という理屈は成り立たない。間違えの調査を迅速にされる方が困る。
固定電話は少数派になっているし、前に文痴が書いたが、固定電話からすべての災厄が始まる。
しかし、すべての調査に共通するのが、(固定)電話にアットランダムにかけ、調査に応じる相手のみの集計だという。若者は携帯文化だから、固定電話を持たない。とくに派遣労働者は求職に携帯が必須だから、固定はもてない。だから麻生さん支持のアキバ系が集計に入っていない可能性が高い。固定電話に出ることが多いのは主婦とか老人だろう。とくに老人は厚生労働省に怒っている。ときの政権に怒っているのであって、たまたま麻生さんだったのかもしれない。老人は長期的な医療制度の確立に関心がない(正確に言うと長期に利害関係を持てない)ので、その場しのぎの政策を要求するものだ。将来がある若い人はそうはいかないから、年齢階層別に分布した調査をやり直すべきだ。費用と手間がかかっても。電話のほうが随時、迅速に出来るから、という理屈は成り立たない。間違えの調査を迅速にされる方が困る。
固定電話は少数派になっているし、前に文痴が書いたが、固定電話からすべての災厄が始まる。
12/06/2008
通話限定の携帯電話を
携帯電話が出たての頃は通話しかできなかった。それが、インターネット、メール、カメラなどの機能が追加されて現在に至った。橋下大阪府知事が学校に携帯を持参禁止にしたことがニュースになっているが、子供の安全確認のため携帯を持たせている親からは反対の声がある。
だとしたら、通話限定の携帯電話を買い与えたらよい。老人用の簡単携帯のような。授業に支障があるのは頻繁なメール交換(あるいはHP閲覧)だ。インターネットはうちに帰ってからPCで、というように区分けすれば、情報化時代にも乗り遅れない。
だとしたら、通話限定の携帯電話を買い与えたらよい。老人用の簡単携帯のような。授業に支障があるのは頻繁なメール交換(あるいはHP閲覧)だ。インターネットはうちに帰ってからPCで、というように区分けすれば、情報化時代にも乗り遅れない。
12/05/2008
幕僚長が大臣と議論するのは無理
産経新聞12/5の「正論」に森本敏氏の「田母神論文の意味するところ」が掲載された。森本氏の主張には前々から同調できる部分が多い。この「正論」も前半大部分は正論だと思う。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081205/stt0812050323000-n1.htm
しかし、田母神氏がどうすべきだったかのうち、「大臣相手に堂々と議論・・・」「彼ら(制服トップ)を国会審議に引き出す・・・(信念を述べさせる、の意と思われる)」( )内は文痴による、の部分には賛成できない。浜田大臣も麻生首相も内心は閣議決定の村山謝罪談話を踏襲したくないはずだ。しかし、現下の政治状況が踏襲しないという宣言の余裕を許さない。大臣の下の高級官僚が国会などの正式な場所で、閣議決定事項に反することを言うわけもない。大臣自身も閣議決定に束縛されているので、その人に対し「堂々と」議論してもかわいそうなだけだ。「話せばわかる」という民主主義の教えがあるが、話すだけ無駄だ、という現実だ。だから、私的な投稿という手段で自説を強行開示したのだろう。自爆的に。
すべての原因は代々の自民党内閣の政治(突破)力のなさにある。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081205/stt0812050323000-n1.htm
しかし、田母神氏がどうすべきだったかのうち、「大臣相手に堂々と議論・・・」「彼ら(制服トップ)を国会審議に引き出す・・・(信念を述べさせる、の意と思われる)」( )内は文痴による、の部分には賛成できない。浜田大臣も麻生首相も内心は閣議決定の村山謝罪談話を踏襲したくないはずだ。しかし、現下の政治状況が踏襲しないという宣言の余裕を許さない。大臣の下の高級官僚が国会などの正式な場所で、閣議決定事項に反することを言うわけもない。大臣自身も閣議決定に束縛されているので、その人に対し「堂々と」議論してもかわいそうなだけだ。「話せばわかる」という民主主義の教えがあるが、話すだけ無駄だ、という現実だ。だから、私的な投稿という手段で自説を強行開示したのだろう。自爆的に。
すべての原因は代々の自民党内閣の政治(突破)力のなさにある。
12/03/2008
ガリレオの故事を理解しない(毎日なるほドリ)
毎日新聞に「なるほドリ」という読者の質問に易しく答えるコーナーがある。12/2は「地球温暖化懐疑論って何?」が質問。回答は足立旬子氏(科学環境部)
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20081202ddm003070096000c.html
4000人もの科学者が参加するIPCCが(人為的)温暖化を予測するのだから、一番確からしい、と科学環境部の名に恥じる非科学的判断(人数の多さによる)で説明している。素人の読者でもこんな回答は期待していない。ガリレオが地球が太陽の周りを回っていると主張し続けたとき、何人の同調者がいたというのか?
また、懐疑論に対し、「科学的に研究したものはない」と片付けている。「懐疑」だから、科学的裏付けがなくても「疑問」を呈するだけで十分なはずだ。立証責任(人為論への疑問に答える)は4000人の義務だ。「いい加減なことを言ってきている」という無視に終始していては、自説の危うさを証明することになる。
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20081202ddm003070096000c.html
4000人もの科学者が参加するIPCCが(人為的)温暖化を予測するのだから、一番確からしい、と科学環境部の名に恥じる非科学的判断(人数の多さによる)で説明している。素人の読者でもこんな回答は期待していない。ガリレオが地球が太陽の周りを回っていると主張し続けたとき、何人の同調者がいたというのか?
また、懐疑論に対し、「科学的に研究したものはない」と片付けている。「懐疑」だから、科学的裏付けがなくても「疑問」を呈するだけで十分なはずだ。立証責任(人為論への疑問に答える)は4000人の義務だ。「いい加減なことを言ってきている」という無視に終始していては、自説の危うさを証明することになる。
12/01/2008
一本の電話がすべての災厄のもと
なくならない振り込み詐欺が社会的問題となっている。警察も重点的に対応しているが、単なる詐欺事件が多くなっているだけだ。これだけ防止をPRしているのだし、詐欺だから被害者にも落ち度がある。警察はもっと、一般の未解決事件にも対応してほしい。
それはそうと、この種の犯罪のとっかかりはすべて「電話」から始まる。電話だと顔が見えないから、声色などでだますのは簡単だ。犯罪とは言えないが、電話セールスも煩わしい。電話でことを起こそうとする輩にとって、こんな文明の利器はない。営業費用が少なくて済む。うけるほうにとっては一本の電話から災厄が始まると言って過言でない。
だから、電話によるコミュニケーションは廃止したらどうか。メールの時代だ。廃止はいかにも極端なら、NTTなどの電話番号簿を廃止するのだ(各種名簿の電話欄も)。電話は親類、親友の間だけで声を聞きたいときに使う。いまの携帯電話はそうなっているし、着信記録が表示されるので、見知らぬ相手には出なければよい。文痴は誰からであれ着信記録を見てコールバックすることにしている。固定電話時代は留守録に用事を入れてもらうよう、あるいは、FAXで用件を送れば、こちらから電話します、という方式にしていた。
それはそうと、この種の犯罪のとっかかりはすべて「電話」から始まる。電話だと顔が見えないから、声色などでだますのは簡単だ。犯罪とは言えないが、電話セールスも煩わしい。電話でことを起こそうとする輩にとって、こんな文明の利器はない。営業費用が少なくて済む。うけるほうにとっては一本の電話から災厄が始まると言って過言でない。
だから、電話によるコミュニケーションは廃止したらどうか。メールの時代だ。廃止はいかにも極端なら、NTTなどの電話番号簿を廃止するのだ(各種名簿の電話欄も)。電話は親類、親友の間だけで声を聞きたいときに使う。いまの携帯電話はそうなっているし、着信記録が表示されるので、見知らぬ相手には出なければよい。文痴は誰からであれ着信記録を見てコールバックすることにしている。固定電話時代は留守録に用事を入れてもらうよう、あるいは、FAXで用件を送れば、こちらから電話します、という方式にしていた。
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