2/27/2023

ガーシー議員は「恐れ入りました」の陳謝

国会に欠席を続けるガーシー参議院議員はとうとう帰国して、登院して陳謝文を読み上げることになった。お仕着せの陳謝文をそのまま読み上げる、これでは心からの陳謝にはならないが、国会としての落とし前をつけたことにはなる。

大岡越前のお白洲裁判でも、微罪の場合は「恐れ入ったか」(越前守)「へぇーっ」(罪人)で一件落着した。こころは、お上の権威を認めるなら許してやる、それが社会の秩序を維持するのに最低限必要だから。

ガーシー氏も江戸の罪人も内心考えていることまで変更は強制されない。欧州中世の魔女裁判とは違って、体(こころも)を火中で滅ぼされるまではされない。究極の思想信条の自由が日本では保証されていた。新憲法で初めて書かれたことではない。

0 件のコメント:

コメントを投稿