7/28/2019

アンチ巨人と反自民

ひと頃のアンチ巨人現象と似ている。放送されるのは巨人戦ばかりだから、野球ファンは巨人を応援するか相手チームか、にならざるを得ない。相手チームはそのたびに変わるからどこのチームのファンと言うより、アンチ巨人にならざるを得ない。

 自民党とアンチ自民党に分かれている。特定の野党を支持するのではなく、自民党をやっつける党としてはどこが活躍できるだろうか、という立場だ。立民が日頃の支持は数パーセントなのに選挙となると十数パーセントを獲得するのはそれが理由だ。自民党にも浮動層も獲得するが割合は高くない。

 アンチ巨人現象がなくなったのは、巨人戦以外の対戦が中継されるようになったからだ。政界でも野党同士の論戦が盛んになるとよい。つまり国会は政府への質問ばかりでなく、野党同士他党への討論も加えるべきだろう。
立憲民主党の支持層が「N国」に流れたという調査結果もあるようです。要は立憲民主党は単なる批判票の受け皿として投票されてきた(支持されてきた)ということにもなるのですが、実際に政権を目指すのであれば、単なる批判票の受け皿でいるだけではダメなわけです。「N国」に流れていった層は所詮はそうしたレベルだったのかもしれませんが、立憲民主党が獲得すべき層はそこではありません。(ブログより)
 今回は自民党には入れない、という票が立民に流れていた。それがN国へも、が今回参院選だ。支持政党なし浮動票はそんなもので、それをあてにした政党は政権をとることはないだろう。

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