7/14/2019

日本も頂上へのアクセス整備で観光振興

ドイツ最高峰のツークシュピッツェ(ピークは2,962m)に行ったとき、頂上まで二つのルート、アプト式登山鉄道とロープウェイを利用した。ほとんどピークの場所にその二つの頂上駅がある。夏に行ったが、シーズンには頂上直下にスキー場が開設される。

 鉄道は山麓駅からしばらくのどかな緑の中を走るが、途中から山頂までは全線トンネルだ。トンネル内でもつづら折りに高度を稼ぐ。ロープウェイは途中の鉄塔構造物を最少にできる。いずれも環境に最適な方法だ。

 富士山で登山鉄道ができれば、夏期はもちろん、それ以外でも、一部の登山家でない観光客でも四季の富士山とそれからの眺望を楽しめる(冬晴れの日も多い)。とくにインバウンド観光に最適だ。採算を言うなら、往復一万円でも利用されるだろう。

 ヨーロッパでは頂上まで行く乗り物が一般的だ。日本でそうならないのは登山家のプライドなのか霊山の考えなのかわからない。

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