9/26/2010

「謝罪と賠償」と「覚えてやがれ」

 尖閣侵犯問題では二回前に書いた「人質交換」が時間差をもって遂行されるきわめて野蛮な決着となった。最後に中国政府から「謝罪と賠償の要求」があったが、これはやくざ同志のけんかの最後に「覚えてやがれ」との捨てぜりふで決着するのと似ている。大岡越前が「恐れ入ったか」とお白州の罪人を放免するときにも使う。いずれも一種の決着用語だ。延々と解決が長引くのは双方、まずいと思っているからだ。

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