6/08/2010

幹事長辞任でけじめ、では疑惑を認めたことになる

 枝野民主党幹事長は就任会見で小沢前幹事長の政治とカネの問題について、幹事長辞任で政治的なけじめはついたとし、進行中の検察審査会の手続きなど法的問題への影響を避けるために「防御権」があるとし、国会での証人喚問などへ慎重な姿勢を見せている。
 さすが、弁護士出身だが、政治家である小沢一郎氏には一般的な「防御権」より国会で説明責任を果たすという義務の方が大きいのではないか。国会で自身の疑惑について政治的に説明をするのは政治家本人の権利でもある。
 「けじめがついた」を言葉どおりに受け取ると、疑惑が解決できないので、その責任で幹事長職を辞した、ということになる。

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