5/08/2009

書籍の宣伝はやめよ

 近年、書籍の宣伝が新聞紙上などで目立つようになった。本を出版して、ベストセラーにして、たくさん儲けてやろう、という魂胆らしい。娯楽本ならよい。しかし、著者の主張を伝える、本来の意味の書籍までがそのようになっている。本を書いて収入を得なければ文筆家は生活ができない。だから、ある程度は売らなければならないが、必ずしも愛読者でないものにまで、宣伝文句に乗せて買ってもらうまでのことはないのではないか。よい本なら、口コミとか他の雑誌などの書評などで必ず読みたい人には伝わるものだ。
 同じことは映画にも言える。興行成績(収入)にこだわる映画が多すぎる。そのようなものは芸術としての映画ではない。文痴は(有料の劇場)映画を見なくなって四半世紀になる。(TVに後日くるものでたくさんだ、タダだし)

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