2/21/2009

経済対策の手法を争点化すべき(マスコミ)

 麻生首相の支持率が最低水準になっている。麻生氏本人と中川財務相などの内閣の資質低下が理由で支持を失っている。資質低下はマスコミがあげつらったものだ。一般国民はその影響だけで支持から不支持に回った人も多い。麻生首相は喫緊の政策の争点は景気対策だと言っている。だから、その政策の是非で支持不支持の選択をできるようにマスコミはすべきなのである。
 定額給付金を「ばらまき」でない他の目的に使うべきだ、というのはたいした争点ではない。経済対策だからその効果が大きく即効性のあるものでやるしかない。議論はあってもすぐにやることが大事だ。だれもが定額給付金の経済効果はないとは主張していない。財政出動を追加すべきなのか、更なる構造改革により経済の活性化を図るか、と施策の争点は二つに別れるのではないか?前者は現政府で、後者は小泉グループだ。民主党はどちらにはいるのかはっきりしない。たぶん前者なのだろうが、野党として政府を攻撃する立場からはっきりできないのだろう。マスコミはここをきわだたせるのが仕事だ。資質の有無はこの大きな施策を遂行できるか、で決まるのではないか?漢字は読めなくても結構だ。

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