4/18/2008

クラスター爆弾は非人道的?

クラスター爆弾を国際条約で禁止しようという動きになっている。それは米軍だけでなく、日本の自衛隊も装備しているという。戦争の武器は敵軍の攻撃能力を殲滅するのが目的だから、なかでも対人殺傷能力を持つことが大前提となる。だから、人を能率良く殺すことが「良い」兵器の性能なのだ。
クラスター爆弾は航空機から投下する爆弾型ケースのなかに数百個の子爆弾が納められ、そのケースが空中で分解し、子爆弾が広範囲にばらまかれる、という仕組みになっている。 散開する兵士を対象とする爆弾で、「能率良く殺す」という性能にピッタリだ。
そのうちの不発弾の判別がしづらく、戦後に民間人への被害が続くという欠点はある。そうであるなら不発の率を少なくするように改良するとか、小さくとも危険な不発弾があることをPRすればよい話しだ。
禁止対象としようとしている一方の地雷はそもそも秘匿のため埋設するもので、だから戦後の除去処理が困難な問題があるが、不発弾は通常の大きさでも、このような小型でも、処理の方法に変わりはない。「不発」であったことが問題なだけだ。

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