4/04/2008

一般財源化するとさらなる無駄が

文痴は2/4にも一般財源のどんぶり勘定的問題点は書いた。以下、その続き
確かに道路特別会計には個々の無駄遣いの例が多い。しかし、これは「小さな無駄遣い」であって、是正はすべきだが、一般財源化することにより「大きな無駄遣い」になっては困る。
一般財源の無駄使いの大きな例は、福祉、医療、教育予算だ。「入るを図って出るを制する」が予算の基本だが、日本の場合、歳入を無視して歳出のみのぶんどり合戦的議論になりやすい。そういう国民なのだ。小さな証拠だが、農水省関連の公共事業は一般財源からなので全く必要のないものまで実施されている(2005.10.21読売新聞「論点」井堀東大教授より、一部文痴の表現)。それと比較すれば、道路予算は道路特定財源の範囲で実施している、「入るを図る」事業とも言える。
また、ガソリン税を一般財源に入れることになると、欧州諸国のようにその後の税率アップに歯止めがかからなくなる弊害が指摘されている(2005.10.24読売「ワイド時典」)。まさに、出し放題のつけを入るに押しつける、状態になる。

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