安倍晋三氏が暗殺されて二年以上が過ぎた。今も続く政治対立は安倍政治の遺恨試合の様相を続けている。
旧統一教会へ少しでも関係した自民党政治家への政治資格論争。これは被害死した政治家を直接貶められないので、その暗殺犯の動機を高めることで、間接的に死者を非難する便法だった。一般的に信教の自由からしたらとんでもない非難だ。宗教法人法違反は司法の判断に任せるべきだ。
そして、安倍派を結果的に狙った政治資金「裏金」問題化。
「脱原発と裏金」言葉は正確に、で書いた。https://sigma3.blogspot.com/2024/09/blog-post.html
を参照。
自民党総裁選決選投票も反安倍が勝利した。その石破政権の審判となる総選挙でも、野田立民党でさえ、「裏金」と旧統一教会の二つしか決め手の争点がないという。死者が日本を動かし続けるのは異常だ。ここは維新とか国民の玉木氏とか、自民で言えば小林鷹之氏など、新しい力に期待するしかない。
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