1/17/2019

英議会の機能不全が世界の迷惑


EU離脱を決めるのは英国民だ。他国がどうのこうのいうべきではないが、英国(議会)の意思が決まらないと迷惑はEUはもちろん世界中に及ぶ。

 議会制民主主義の母国で議会が国家意思を決められない。離脱(残留)の案が三つに分かれて、どの案も過半数の賛同を得られないからだ。①ハードなブレグジット②ソフトなブレグジット(首相の案)③国民投票意思にもかかわらず残留、の三つだが、(連立)与党が①と②に分かれたまま議会の採決に委ねたからだ。ここは(日本みたいに)与党内で案を(多数決で)決め、それに党議拘束をかけて議会投票にかける(成立するはず)ことだ。

 なお、①でなければ②の改良案としてはアイルランド島とブリテン島のあいだの人とモノの移動をチェックするしかないのだろう(いまでも大陸とのあいだはそうなっている)。

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