7/26/2015

日米安保をどうする、という議論から

 安倍内閣提出の安保関連法案に対し、違憲の恐れ有り、の議論に国会が集中している。
 おかしいのではないか?国会議員は国民に対して改憲の発議をする存在だ。だから、違憲かどうかより、憲法がそもそも国際情勢に対応できているかを議論すべきで、その上での(やはり)護憲なら議論としてわからないでもない。
 国際情勢を見ると、60年改定日米安保のままですでに55年経過し、現状にあわなくなっているのではないか?という観点から安保法制の議論が欲しい。国家間の条約は両国の継続の意志がなければ、続くものではない。永遠の同盟関係は歴史上存在しなかった。米国には日本のただ乗り論が以前より出ていると聞く。このままでは、米国から破棄条項に基づき日米安保が終了することもあり得ない話ではない。
 この日米関係にどう対処するか、という議論から始めるべきだ。そうであれば国民にもわかりやすくなる。

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