7/15/2015

参議院の抜本改革を改憲で

 一票の格差が五倍程度となって違憲の疑いが司法から指摘されている参議院議員選挙制度だが、いま出ている、二合区あるいは五合区による方法では地方の代表が手薄になるという欠点ばかりでなく、いままでも含め、衆議院のコピーという根本的欠点は解決されないままとなる。
 憲法を改正して参議院制度を抜本的に解決する必要がある。一票の格差という衆議院の考え方を脱するために憲法に明示すれば、違憲にはならない。
 全国を11のブロックに分け(これが道州制のもととなる)、各州定員三とし、二年ごとに一名改選とし、各任期は6年とする(米上院に類似)。この33に加え全国区(比例制ではない)選挙33を設ける(計66となる)。この全国区選挙では政党を排除するため、得票数の比例配分でなく、個人票のみの順位とする。もちろん、現在の衆院勢力政党も立候補できるが、弱小政党以外は「票配分」が困難となるであろう。ここがミソだ。

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