「増税の前にやることがある」と文痴も思う。しかしそれは社会保障水準の切り下げで歳出を大幅削減することだ。そうでなければ、消費税率はいくらあげても間に合わない。他の細かい歳出削減策はゆっくりやったらよい。水準の切り上げである最低保障年金はもちろん無理だが、予算のプライマリーバランスをとるには現在より削減しなければできない。
社会保障と税の一体改革の意味はそこにあったのではないか。歳出歳入一体改革だ。社会保障のアメで消費税のムチと交換する意味ではないはずだ。5%の上げ幅でどこまで社会保障を充実できるかのアメの議論しかなかった。
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