3/03/2012

年金運用は投機とは縁を切れ

破綻懸念のAIJへ年金基金の投資顧問を依頼して大損をした(するであろう)年金組合が困っている。昔、確定拠出型年金というのが話題になった。それまでの確定給付ではなく、年金を受け取る個人が自己責任で投資をせよ、ということだった。これらすべては株式市場を活性化させるために仕組まれたのではないか?そのためには個人の年金が食い物にされてもかまわないと。
 年金は虎の子の老後資金となるものだから、安全確実なたとえば日本国国債などを投資先に選ぶのが普通だ。投資顧問業なるもの、たとえば、その最左翼は米国格付け会社であろうが、リーマンショックを予想できず、投資家に大損をさせたのは記憶に新しい。誰であろうと、ハイリスクのものは失敗する確率は高いのである。かたぎのものが株で短期的な売買益をとろうというのは間違いだ。それは投機家のすることだ。

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