4/15/2009

ミニスカートのときは女性専用車へ

 法治国家への国民の信頼を維持するには、なによりも、冤罪を出さないことが不可欠だ。そのためには、被疑者、被告には結審するまでは推定無罪の原則が守られなければならない。公判に耐える科学的な立証責任が検察側には求められている。その原則が痴漢事件において守られていない。被害者の証言だけでは科学的な立証とは言えない。昨日、最高裁で結審となった事件はこの原則に忠実で、逆転無罪となった。マスコミ等の声で、そうなると、被害者は被害を訴えるのを憚るようになる、というのがあった。とんでもない、訴え、そして、証拠集めは警察のほうの責任だ。証拠が被害者証言だけでは逮捕はできない、ということだ。
 そうなると、実は有罪の者が多数無罪となってしまう、という危惧があるが、無実の罪をなくすためには仕方がない、というのが法治国家への信頼を確保する原則なのだと思う。
 ところで、文痴は男だが、決して満員電車には乗らない。女子高校生もミニスカートの制服のときは女性専用車に乗るような心構えがほしい。李下に冠を正さず、そして、犯罪誘発行為は慎む、だ。

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