4/06/2009

米国に使われる日本(北朝鮮ミサイルの後処理)

 北朝鮮の長距離ミサイル「テポドン2」に脅威を感ずるべき国はその射程からして米国であろう。イランなどに技術移転されれば、イスラエルとかEU諸国のほうだ。日本に届く中近距離ミサイル「ノドン」はすでに実戦配備されているという。この脅威への対応はミサイル防衛(MD)とか弾頭に核爆弾が乗らないように核技術(小型化)の防止のほうだ。テポドンは1998年に半ば失敗し三陸沖にまでしか飛ばなかったミサイルだが、「日本列島を飛び越えた」恐怖心から、今回の日本の行動が決まってしまっている。
 米国が最大の利害関係国だから、米国自身が国連安保理などで対処すべきで、日本はそれに最大限の支援をすべきだ。日本が米国の先兵となっている図式は日英同盟の当時の「悪夢」を想起させる。

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