1/30/2009

補正予算関連法案は早く参院否決、衆院再可決へ

 第二次補正予算は自民党内の造反がなく衆院では可決、参院では給付金部分を除いた案が可決され、衆院優位で、政府原案が通った。問題は執行するための財源確保の関連法案の行方だ。民主党はこちらには政局からの妨害をするようだ。結果とし、民主党が景気対策予算の執行を遅らせ、その効果を減じたことになる。民主党の評判のためにも、参院で早く否決したらよい。成立が即日か60日後かの違いだ。どうせ予算は通ったのだ。
 昨年四月のガソリン税暫定税率切れのときは一ヶ月暫定税率分安くなった。文痴はおかしいと思ったが、安くなって助かりそれは民主党のおかげだ、と思った有権者もいただろう。今回は、そのようなことはない。給付金は反対だが、決まったのなら、反対だった人も早くほしいはずだ。経済にもいくばくかの効果はあるだろう(効果が少ないと言っている人はいるが、ないと主張している人はいない)。高速道路が安くなるのは、民主党の政策でもあり、こちらも急いだ方がよい。
 予算案の衆院優位があるなら、関連法案も同じ扱いにしないとおかしい。執行できない予算は予算とは言えない。それとも一気に参院廃止、一院制か?

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