1/07/2009

伊丹は廃港が正しい(橋下知事へ)

 大阪府橋下知事はかねてから関西国際空港の発展の阻害となっている伊丹空港を問題としてきた。伊丹~成田便が近畿から海外へのルートになって、関西空港の利用を低調にしているので、JAL、ANAに対し廃便を要求した。当然ながら二社は利用者の利便のためこの要求を拒否した。橋本知事の一本負けだ。
 文痴の考えは、狭い日本に国際ハブ空港はひとつでよい。もちろんだが、近隣東アジア各国の空港間とは全国各県の空港と結ぶ便があってよいしそうなっている。遠距離の北米とか欧州便は総便数が少ないので、関東地域(羽田も含む)に集約すべきだ。全国各空港からは成田、羽田と結び、乗り継げばよい。米国でもその意味で意味のあるハブ空港はニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、アトランタなど、また、欧州ではロンドン、パリ、フランクフルトなどに集約されているのではないか?むかし、イベリア航空(スペイン)で成田からバルセロナに飛んだことがあったが、いまは廃便となっている。上記のハブ空港から乗り継いだ方が便数などが多く便利だからだ。
 ただし、伊丹空港は国内線も分散し、関空の不便を来し効率化を妨げているから、「廃港」とすべきなのは言うまでもない。

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