9/29/2008

政治家の大臣は政策発言を

 大臣の政治的発言をどう扱うべきか?行政の長だから、所管の法などの行政の方針は踏み外せない。しかし、政治家なのだから政策発言がなければ、事務次官が大臣になっても同じだ。中山大臣の辞任にはいろいろと判断要素があるが、その反動で、政治的発言がなくなってしまうのでは行き過ぎだ。
 大臣としての公式発言と政治家としての政策発言を区別してはどうか?あらかじめどちらかを宣言したうえで発言するのである。もちろん、国会など正式の場所では大臣としての発言になることは当然だが。
 成田空港の完成には用地買収が残っており、いまのままではそれが不可能ではないか?国交大臣としてもその打開政策を考え、提案する義務がある。大分の教育の問題は所管ではないが、政治家の発言としては許されるのではないか?(もちろんそれら政治発言の内容の是非を言っているわけではない)
 「日本人は単一民族」発言は、「文化的に(ほぼ)単一になった民族」が観光政策上のコメントとしては正確だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿