5/02/2008

平和になるには平和でないことも(長野)

長野市での北京五輪聖火リレーで、有名人ランナーがおしなべて「平和を願って走りました」と感想を語っていた。沿道の争乱を平和に反するものとしてとらえたようだ。
平和を願うのは当たり前の話だ。今回のチベット問題の場合は、平和とは中国人民解放軍が武力でチベットの人の自由を抑えればそれが達成される、(かっこつきの)「平和」だ。
真の平和を得るためには、一時、やむを得ず平和でない状態になる、という世界史の原理を理解しない有名人だった。

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