数年前の上海等での反日暴動を中国首脳は「見たくない光景」と総括した。
言論の自由がない中国では、事実を事実としてとらえるのではなく、あってはならない事実=見たくない=事実に目を覆うないしは抹殺する=報道させない、となるのではないか?
今回のチベット報道でも中国にとってあってはならない事実は報道すべきではない、と(まじめに)考えているのかもしれない。
先年、日本のマスコミでの反中キャンペーンを「是正指導すべきだ」と本気で言った頭の持ち主だ。
古代のギリシャ都市国家で、敵が攻めてくると伝える使者を、市民が殺したそうだ。悪い事実そのものを抹殺(伝えない)すればしばらくの幸福感は得られる。kill the messenger!!と。それに似ている。
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