12/17/2018

ファーウェイは価格競争力の強い最終組立業者


PCの最終製品メーカーはセールスポイントをとうとう見栄えだけにおくことになった。というのも、中身のICチップとかは昔は日本で製造していたが、いまや汎用品となって、韓国→台湾(下請けの中国)でも可能になって、人件費の安い国へと移りつつある。それらを誰が組み立てても同じものができるだけだ(組み立てキットもある)。替わって技術的に貴重な部品となったのが、メモリーとか液晶の高性能製品だ。これらはまだ日本製だが、いずれ、中国へと技術移転(不法も含め)されていくのだろう。

 米国の後を日本が追い、その後は韓国台湾中国となるので、日本はいつまでもそれら汎用化した技術に拘泥せず、重要部品とか素材にこだわるべきだろう。また、中国の工場向けの生産機械の輸出も。

 ファーウェイもそのような最終組立会社に過ぎない。大量に生産して大量に自国民に売れるから急成長した。価格競争力がそれでついただけだ。

 ここはトランプによる対中情報戦争に便乗して、価格競争を排除して5Gも国産品にシフトすべきだ(入契法でも認められている)。

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