6/22/2018

Feb 13, 2003 :パックス・アメリカーナ


パックス・アメリカーナの世界になったのは、大戦前、ワシントン体制確立の頃だそうだ。

パックス・ロマーナのように一つの世界大国による体制が維持されれば、人々にとって、その善悪を言う前に、平和が保たれる利益が得られている。

現在、アメリカが世界の警察官として平和を「強制」している。今度のイラク問題で、仏独はそれにささやかな「異」を唱えているが、最後まで抵抗はしないだろう。サダムを排除するという目標は同じだからだ。

世界の平和を確保するためなら、少々の異論・矛盾には目をつぶるべきだ。単に「戦争は反対だ」と言うのはパックス・アメリカーナでの繁栄下で暮らす人の言う「偽善」に過ぎない。

猪瀬直樹氏がなるほどという解説をしていた。「世界各国は、アメリカという座標軸のうえで、何かを言っているに過ぎない。座標軸は文句を言わないから、そこでの自分の位置を確かめるように」

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