2/28/2018

Sep 28, 2001 :蟹壺

「蟹は自分の甲羅に似せて穴を掘る」だったっけ、昔「日本共産党の研究」というのが、「角栄研究」のあと出た。共産党が反対陣営を攻撃するやり方が、自己の発想の域から抜けきらないことをおちょくった言葉だ。
 
今日のニュースで世界各国の市民の声が紹介されていたが、平和ぼけニッポンの若者は「話し合えばいいのでは?」だし、アメリカは西部劇の世界から抜け切れていない報復スピリットだった。所詮人間は自己の現在どっぷり浸かっている環境からしかものを考えられない。
 
今回の事件で何を主張するかで、その人の「甲羅」のかたちが分かるヒントになるのは面白い。我が輩は、以上の人間の限界から抜け出すことを最大の努力目標としている。それには、「想像力」の研磨が必要だと思っている。想像力とは如何に自分の現在の環境にとらわれない考えが出来るかだ。

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