2/20/2018

Sep 24, 2001 :ドイツは「平和」国家というゴカイ

ドイツ・ヴァイツゼッカーの(過去に反省すべきという)「お言葉」を日本サヨクは金科玉条にしている。でも本人の考えを誤解しているので、迷惑なようだ。
 
ドイツはもともと先の大戦の戦争責任に謝罪なんかしていない。謝罪したのは、ナチの個人犯罪たるホロコーストにだ。戦争観で言えば、国土で戦争したから、平和を獲得するには何が必要か知っている。平和主義者チェンバレンがヒトラーに甘かったので、戦争を拡大した教訓も。戦争そのものに謝罪していない証拠だ。戦争責任はいつでも両方にある。
 
日本(とか韓国)は国土が戦場になっていない(沖縄と朝鮮戦争は例外)から、戦争の本当の恐ろしさは知らない。焼夷弾と原爆は恐ろしいが、そこでは悪意ある敵は見えず、敵と戦ったわけではない。だから8/15以降は見事に親米に変わることが出来たし、そのあとは、国内左右別れて疑似冷戦の平和ぼけの状態を続けていられる。
 
ドイツは欧州各国の常識として、平和をかちとる戦争というものもある、という考えで国内一致し、ユーゴに派兵したに過ぎない。今度のタリバンに対しても同じだ。ドイツだけが平和を志向するという誤解が日本にはびこっている。
 
タリバン大戦後のテロ撲滅恒久平和へ向けての始末は誰もが考える(べき)事だ。

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