12/06/2017

Aug 15, 2001 :マダガスカルその2…チップ

昔、新潟に行ったときガングロ娘がマツモトキヨシの前に群がり、北海道では、地元経済がどうなのかなとの心配をあざ笑うかのように、セブンイレブンが路側に目に入る。
そんな画一的日本の「日常」から脱出するのが外国旅行の目的だ。

その「非日常」的世界が「常識」で、日本の「日常」は世界の「非常識」。

マダガスカルでの現地日本語スルーガイドの女(日本語?)学生に「ポーターにチップはいくらくらいが適当か?」と聞いたら答えてくれなかった。何故そういう質問をするかの意味が理解できなかったようだ(6日間の最後まで)。

日本人が群がる東南アジアのような所では、日本人の発するこの質問の意味はだんだん分かってきたようだ。でも不思議さは残っているようだ。
チップの額は自分で決めろ、というのがチップの意味だ。これが世界の常識。

もう一つ他国での常識は「溺れる犬をたたく」こと。韓国に許可した北方4島水域の漁業権を、ロシアは北朝鮮、台湾にも許可するという。日本に対する嫌がらせの追い打ち。
膝をつめて話し合っても結論は出ない。ここは一発、靖国問題で騒がれた報復に、日本人観光客の渡航制限(危険を理由に)ぐらいすべき。相手に日本の真剣さが分かれば、実り多い話し合いが始まる。

マダガスカルでは民芸品を購入したが、その値引き交渉も同じ事だった。提示された不当な値段をディスカウントさせることにも命を懸けるくらいでないと相手から認められない。みんないい人で、ぼることなんかしない、と考えるのは日本人だけ。隣の国はみないい国だと考えるのも。

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