1/13/2017

トランプはマスコミを中抜きした

トランプ次期大統領のツイッター多用が問題視されている。

しかし、ツイッターなどのインターネットでつながる手段がなかった時代は、マスコミという媒体を通じて国民にアピールするしかなかったが、いま、手段が多様化したので、トランプ氏としては真意あるいは事実を曲げて報道すると曲解しているマスコミを中抜きして、直接国民に伝わるほうを選択しているのだろう。

140字では短すぎるというが、それより長すぎれば一般国民は読まないかもしれない。マスコミは新聞ではそれを見出しとかに短縮しても伝えているので、同じことだ。ある程度の長さでないと正確に伝わらないなら、ブログでもユーチューブ(ビデオ)でも使ったらよい。


マスコミはそれらを批判する立場もある。ツイッターなどの内容を伝えたうえで、それらに論評を加える、ということでよい。記者会見後の質問でけんか腰でぶつけるのは洗練されているとは言い難い。


大統領の義務は議会の質疑に応じることだろう。間接民主主義だから。その意味では、情報手段が高度になった現在、(情報手段の一つにすぎない)マスコミの役割は限定化されている。

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