11/18/2014

経済学は科学ではない

 GDPの7-9速報値が対前期年率マイナス1.6%となった。並み居る経済学者(エコノミスト)はすべてがプラスを予測していただけに不可解なことになっている。
 経済学者は自説を曲げない。マイナスの事実を前に、消費税増税の悪影響が予想以上だったと「補強」に使っている。家計消費はプラスだった。マイナスへの要因は設備投資、在庫投資(の減少)だったので、消費税の影響はあまりない。
 経済学は科学なのだろうか?科学であれば、事実を前に、客観的なレビューができなければならない。対照実験(今回の場合で言えば消費増税がなかったケース)ができないので、経済学は科学と言うより政府の経済政策を説明する理屈学なのだろう。

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