10/28/2014

大阪都構想は国の責任で

 大阪都構想を進める橋下大阪市長と松井大阪府知事が市議会と府議会で構想協定書を否決された。両議会ともに二重行政を回避することに賛成するなら、都構想以外の代案を提出すべきだ。
 もともとは国(総務省)がすすめる政令市(中核市)に制度的問題がある。人口が多くなると都道府県の権限の一部をその市に委譲していくのだから、二重行政は避けられない。ここは、国が先頭に立って国法で決まっている地方自治制度のこの隘路を解決していくべきだ。その場合、なぜか撤回された道州制の国のあり方にも踏み込んで。

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