12/22/2013

野田佳彦前首相は解散したことを恥じることはない

 NHK「自民一強」を見た。主要部分は野田佳彦前首相が一年の任期を残して衆院解散になぜ踏み切ったかだ。野田氏は消費税増税という政策が実現できたことの反面、民主党を弱体させたことで二大政党制を頓挫させたことを反省としている。
 違うと思う。政策実現が政治家の目標の100%だ。政権をとることはその手段に過ぎない。民主党の弱体は民主党独自の問題で、解散時期を遅らせることにより挽回できることではなかったろう。
 いま、与党一強のもと多弱な野党が分裂していては政策が実現できない。そこから反省を始めないと解決にはならない。

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