2/26/2013

日銀総裁の任期途中の罷免ができればよい

日銀次期総裁の候補がもと大蔵省(財務省)財務官の黒田氏に決まった。氏のとる金融政策が安倍首相の目指すものと一致したからだ。

日銀の独立性、と大騒ぎだが、政府の金融方針と一致しない人物は日銀の政策委員会の審議委員に採用されない。九人の審議委員のなかに日銀トップの総裁、副総裁二名が含まれる。この九人で金融政策が決定される。

問題は、それら総裁などの任期五年間の途中で政府の金融政策の考えが変わる場合だ。経済状況の推移によっては十分有り得るし、内閣が替わっても新内閣の方針が変わる場合がある。日銀の首脳人事をその場合は刷新することが出来ればよい。任命するときだけできて、途中罷免ができないのは、人事権とは言えない。現白川総裁以下の日銀金融方針が政府(安倍内閣になって)のものと大きな違いがあるなら、任期途中であっても交代させればよかった。

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