中国は自国の犯罪者・劉暁波氏を対象とされたのだから、国の立場としては当然反対するだろう。そのようなものだ、平和賞は、というだけのことだ。問題なのは、中国の反対の仕方だ。冷静さを欠いたのだろうか、ありとあらゆる嫌がらせ的な手段を用いた。また、自国民に世界の世論が厳しいことを知らせなかった。国内に言論の自由がないことを、劉暁波氏からだけでなく、今回の対応で示すことになった。
劉暁波氏に続く中国国民の多数がその状態を問題としない限り、言論の自由を保障する自由民主国家には決してならないだろう。ソ連はそれをして、ロシア連邦という「共和制」国家となった。
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