8/11/2008

高速道路の借金は急いで返すことはない

 政府の経済対策の一つで高速道路料金の引き下げが検討されている。もともと諸外国の倍の水準だし、物流・レジャーを盛んにする経済対策になるし、これら業界の燃料高騰対策にもなる。漁船の重油ばかりに直接に補助するのは単一の業界を優遇する不公平施策だ。
 このような国の借金がらみの新施策のとき必ず反対されるのが、借金を返さなくて国につけを回して良いのか?という論だ。彼らが金科玉条とする45年で返済するスキームが破綻するのは、不測の金利上昇と交通量(利用車)減少とこの政策的値下げですから。
 しかし、政府は高速道路各社に値下げによる減益分を補填するので、45年の返済期間には影響しない。でも、借金を早く返すことがそんなに重要なのだろうか?道路に対する債権は安全確実、日本国民の投資対象として最適だ。その分は永久に返さなくてよいのでは?と、過激に考えている。
(参考)高速道路は国民の投資対象

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