ある論者の個別の文を評価する場合、その人物への全般的評判から判断を下してしまう場合がある。しかし、それら論者の一つ一つの文章は書いてあるものがすべてなので、ほかの既往の文での評価だけから類推してしまうことには無理がある。
それが全般的悪評価の場合はさらに読み加えていくことには忌避感があるが、すべて門前払いはよくないだろう。
逆に全般的「良」評価している場合で個別の文章すべてを類推して信じてしまうのは、それこそ「信者」に成り下がってしまう。
書いて(描いて)あるものをそれだけで評価する態度を養いたい。これは芸術家(絵画、音楽など)でも言えることだ。他人の余計な作家評論は参考にしないほうがよい場合が多い。
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