4/12/2020

満員電車で感染しない理由


電車内での濃厚接触に端を発する感染拡大は現在のところ報告されていない。定期的にドアが開いて換気がなされ、マスク着用者が多く、会話をしない満員電車の車内では感染が起こりにくい、との見方もあるが、政府の専門家会議は、11日に発表した報告書の中で満員電車のリスクに初めて言及し、一定の条件が重なり合えば満員電車も感染拡大の要因となり得ると注意を促した。(記事より)

 東京都で無症候感染者が増えて感染源がわからない危機的状態になっている。わたしの推測だが、これらは未知のクラスターからで、市中感染とくに電車内ではないと思う。

 専門家でもないのにそう推測する根拠は、もし、感染可能範囲の車内2m以内で感染したとすると、満員電車では毎日、何十人の他人と遭遇することになる。それで感染の可能性が少しでもあれば感染連鎖し、その市中感染者を加えて、膨大な人数が有症感染者となっているだろう。そうはなっていないので(現状で)空いてきた満員電車は感染機会として無視して良いだろう。

 制御すべきは出勤のための電車でなく付随する会社帰りの行動(寄り道?)のほうだ。

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