4/09/2017

北朝鮮への攻撃が限定で成功するかだ

シリア空軍基地への米軍の限定攻撃は本来の意味から成功した。本来の意味とは相手国に対する警告だ。限定攻撃だから全面戦争にならないことが成功したかの判断になるからだ。

同睨みで北朝鮮の核ミサイル施設への限定攻撃ができるかトランプ大統領は思案している。それで北朝鮮が朝鮮戦争を再開するようだと限定攻撃としては失敗になる。受ける北朝鮮首脳の考え方で、全面戦争になれば(今回は中国義勇兵の支援は期待できないので)必敗となり、自国体制の存続が0%になることは知っているだろう。

かつての日本帝国軍は必敗を覚悟で、ルーズベルトの挑発に乗って、太平洋戦争に突入した。いまの北朝鮮はかつての日本ほど馬鹿ではないだろう。対する米国は同じだが、時代を経たいまは、敵対国を挑発することはない(戦争する利益はない)。

限定攻撃が限定で終わることが確信できれば米軍は北朝鮮を武力攻撃するだろう。以上のことを世界に、そして北朝鮮につきつけた今回のシリア攻撃だった。

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