8/21/2014

消費増税はデフレ解消とは無関係

 デフレの害を経済的に解決しようと言うだけなら、消費増税はその解決策にはなる。国民の消費需要も足りないので、その購買余力分を増税して吸い上げ、政府が代わりに公的需要で消費するのだから、少なくともデフレを緩和することになる。
 問題は国民の実質所得が増税分とインフレターゲット分(このなかには輸入物価高騰分と原発不稼働による電力料金値上げ分が結果的には含まれる)目減りしていることだ。これなら、グローバル経済からしか解決策はない。
 GDPが減少しているのを問題とするなら、それは為替安とか原油高による輸入増と輸出がそれほど増えていないことが理由だ。

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