6/09/2014

FITを終えて量質料金へ

 再生可能エネルギーによる発電は技術開発途上で割高になるので、買い取り価格を優遇して技術開発を促進させようというのがFIT制度だ。
 このことにより全発電量に占めるシェアがある程度以上になると、質の問題が生じてくる。太陽光とか風力の発電は自然任せだ。必要なときに必要量供給されないと、補完して発電する設備、すなわち、火力発電所を待機させる必要がある。その発電事業者は発電量に応じて費用を受け取るが、発電設備を待機させる(発電容量を確保する)だけではその費用を受け取れない。
 つまり、発電量には質の問題もある。電力がより必要な時間帯には高い料金とし、そうでない時間帯には安くする、例えばだが、夜間に風力発電の電気が供給される場合は、その分停止する火力発電の燃料費見合いにするなどの、量質料金を考えたらどうか。

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